ワンコが病気になった

昨日、ワンコの病院に行ってきました。退院してから2回目です。オシッコ検査の予定だったのですが、持って行ったトイレシートでは比重等の検査ができず、膀胱から直接取ろうとしましたが溜まってなくて取れなかったので、結局体重を測っておしまい。
退院してから1回目の通院では、血液検査も正常値になりその他の数値も問題なし、ただトイレが近い事と水を通常以上に多く飲むのが心配とのことで、膀胱炎のお薬を頂き1週間飲ませたところで2回目の通院だったのです。
持って行ったトイレシートでオシッコの色が「ちゃんと黄色くなっているようなので、次回は朝一番のオシッコじゃなくても大丈夫ですよ、近いうちにオシッコ検査をもう一度しましょう」とのことでした。
昨日の体重は3.56kg。退院して1回目の通院時の体重が3.45kgだったので、この1週間でだいぶ体力が戻ったのかな。先生方にはあれだけ「美味しくない」って言われた処方食もだいぶ食べるようになったしね。少し安心しました。

9月2日の夕方から嘔吐し始め、その時点では「夏バテかな?戻すこともあるっていうし」と様子を見ていたのですが、水を飲んでは吐くを数時間の間に何回か繰り返し夕飯も食べずぐったり、顔色や目のチカラが無くなってきて「何かおかしい」と思ったときには掛かり付けの病院は閉まっている時間だったので、夜間の救急動物病院へ。
触診から「お腹のあたりに違和感がある様子」とのこと、血液検査の結果から「腎臓に疾患があるような結果になっている」とのこと。そこで、オシッコの検査をしようと膀胱にたまってる尿を調べるためにエコー検査を始め、腎臓が真っ黒に抜けるように写っていたので「おかしい」。すぐにレントゲンを撮ってもらったところ、腎臓に石があること、2本ある尿管両方に石が詰まっていることが判明しました。
先生と相談し、造影剤を投入しながらレントゲン撮影を行い、この造影剤が膀胱まで流れているようなら朝まで様子を見つつ、掛かり付けの病院が開くまでの応急処置をしていきましょう、とのことになりそのまま入院することになりました。
ただ、造影剤の流れが良くない場合は手術をして石を取り除く処置もしますので、と言われていました。
この時点で既に片方の腎臓は全く機能していないらしく、残りの腎臓も半分はダメになっているので、その状況で全身麻酔をかけるので・・・、という説明も受けました。

今だからこそこうやってコトバにできるけど、その時は何がどうなっているのか半分理解できていない状況でした。
ちゃんと冷静に先生の話を聞いていてくれた旦那に感謝。

造影剤での検査も2時間以上かかるため、緊急の手術をする場合は改めてご連絡します、とのことで一旦帰宅しました。

帰宅して2時間以上経っても連絡がなかったため、少しだけウトウトしていたら明け方の4時半ごろ電話がなりました。
「やはり造影剤が流れる量が少ないので、尿管の石を取り除く緊急の手術をします。」とのこと。
麻酔から目覚めたワンコを迎えに行き、かかりつけの病院で入院手続きを済ませたときに、院長先生から「腎不全の治療を進めて行きますね。まずはオシッコをしてくれるようにがんばりましょう」と言われた時に始めてこの子に何が起こっていたのかを実感しました。

腎不全・・・
手術してから次の日に病院へ行った時に血液検査の「BUN」という項目が83mg/dlまで上がっていました。先生曰く「人間で言うとこの値が100を超えたら透析を始める」というその直前まで数値がかなり上がってしまっており、この小さいカラダで血液を半分以上抜いて透析をすることは犬の命に関わるくらい危ない治療とのこと、その設備が揃っている病院も少ないこと、今はオシッコをさせるために点滴と利尿剤を投与していくとのことを説明を受けました。
手術後2日目、血液検査の「BUN」の項目が70mg/dlに下がったこと、利尿剤を投与しているがオシッコをたくさんするようになったこと、このままこの治療を続けて様子を見ましょうとのこと。しばらく入院することになりました。

病院が開いている時間だったら面会も可能ですよ、とのことだったのでそれから退院まで毎日ワンコの顔を見に行きました。
病院で出してくださっているおいしそうな缶詰のご飯を食べなくって、家で今まで食べていたドライフードと、たまーに贅沢なご飯として出していた豚肉のゆで汁を差し入れしたら、そのご飯の方が良く食べるんですよ、なんて言われて恥ずかしいやら嬉しいやら。
オシッコをじゃんじゃんしてくれてBUNの値もクレアチニンの値も毎日正常値に近付いて行き、入院から1週間で退院することができました。
退院してから1回目の血液検査では「今までで一番低い値!」と先生も驚くくらい、回復しました。

取り出した石を分析してもらった結果、シュウ酸カルシウムを多く含む石でした。(あとはリン酸カルシウム)そのシュウ酸カルシウムを体内で作りにくくする・今ある石を小さく分解する処方食を食べることになりました。
このシュウ酸カルシウムは、ほうれん草を食べるとできやすい、とのこと。あとは「体質」の問題だそうです。

今思えば、お腹や腰の辺りを触るのを嫌がる、今年の7月末頃と8月中旬頃に食欲がなくて病院で点滴してもらったこと、などなど、病気かもしれないっていうサインを出していたのかな。
麻酔から目覚めた直後のあのワンコの鳴き声は忘れられません。飼い主の責任とはいえ、辛く痛い思いをさせてごめんね。
今はもう夕方のお散歩をおねだりするくらいに回復し、処方食になってオヤツも食べる事ができませんが、元気にしています。
ただ、まだ腎臓には石が残っているので、処方食が効いてこの石も小さくなるといいな、と思います。
「たられば」なんて今更ですが、もしも毎年1回でもレントゲンをしっかり撮影するとか、フルの血液検査をするとかしていれば、手術をしないでなんとかなっていたのかな・・・。

「腎臓は替えのきかない臓器なのでものすごく余裕のある臓器」ですが、毒素を血液中から取り出してオシッコとして体外に排出させる重要な臓器。
一度壊れてしまったら元通りにはならない臓器。今ある腎臓を大切に使わないと・・・。

ちなみに、上記で出てきた腎臓の機能を示す値の血液検査の項目は下記の通り。
・BUN:血液尿素窒素を示す値で、正常範囲は7〜27mg/dl、これが低いと肝疾患、高いと腎疾患
・クレアチニン:正常範囲は0.5〜1.8mg/dl、これが高いと腎疾患
他にもタンパク質や白血球数、腎臓が病気になると一緒に肝臓も一時的に悪くなるそうで、肝臓の機能についても血液検査でわかるそうです。

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