11/30〜12/02 京都に行ってきました

2012年11月30日から12月2日まで、京都に行ってきました。 目的は祖父の納骨。・・・なんですが、両親が帰敬式をするというので、旅行も兼ねて見学です。

11月30日、移動日だったのですが京都に到着してからすぐに大谷本廟へ。受付を済ませ、何組か一緒にお経を上げてもらった後に納骨でした。初めて知ったのですが、西本願のある場所では納骨せずに大谷本廟での納骨なんですね。ここは本当に「お寺さん」という感じの場所でした。
そして、この大谷本廟は清水寺の坂の下にあったため、このまま徒歩で散歩と観光を兼ねて清水寺まで歩こう!となったのですが、体調が悪かったこともありそのままホテルへ引き返しました。次は健康な時に!

12月1日、この日はお昼からお斎と両親の帰敬式のため、西本願寺へ。
申し込みから全て両親がやってくれたので、ただ見学するだけの私達夫婦の分も用意してくれてました。ありがたい!
お斎は国宝である「飛雲閣」で開催とのこと、普段入れない国宝の建造物に入れるということもあり、とても楽しみ。

”金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい・てい)の一部で、三層からなる楼閣(ろうかく)建築ですが、第一層が入母屋と唐破風を配しているように左右非対照になっており、不規則ながら巧みに調和されています。”
http://www.hongwanji.or.jp/about/kenzo/04.html
浄土真宗 本願寺派 本願寺(西本願寺) より

一般の見学コースでも飛雲閣を見ることができるそうなんですが、見学コースでは写真のように外から見るだけ。この飛雲閣の中で食事ができるなんて感動!どこが入り口なんだろう?と見ていると、池にかかっている小さな橋を渡り(ただの庭の飾りかと思ってた!)縁側から入りました。昔は池を船で渡って「舟入の間」から入ったんだそうです。その様子を想像すると優雅ですね。

お斎は「精進料理」のことなので、質素な料理を想像していたのですが、とんでもない!白いご飯からお味噌汁、煮物や漬物、っデザートの落雁や抹茶までついていて、量もたくさんあってお腹いっぱいに。少し冷たかったからでしょうか、味付けも濃いものでした。どうやらこのお斎、「お布施を納めてくださった方への接待」なのでこれだけ豪華なんだとか。

お斎の後は帰敬式に続いて読経。こちらは主役が両親なので、見学していました。本当にそれはそれは大きな本堂で底冷えしましたがw読経は雅楽の演奏もついてました。こんな近くで聞くことができるなんて!と感動していたら、「笙」という楽器を火鉢で暖めていました。調べてみたら、構造上内部が結露しやすく音程が狂ってしまうから、なんだとか。

滅多に入ることのできない場所で、滅多に食べることができない料理を頂き、読経と一緒に雅楽の演奏も聞けてとても貴重な経験をしました!

12月2日、この日は移動日だったのですが、午後の新幹線まで時間があったので伏見稲荷大社へ。 あの有名な千本鳥居を見たかったのですが、階段を登った先にあったため、体調のことを考えて本殿をお参りするのみとしました。残念。ですが、写真のように絵馬が鳥居のカタチに!千本鳥居のように綺麗に並べられていました。

今回のメインは本願寺での納骨・帰敬式だったのですが、この時期の京都をもう少しいろいろと回りたかったなぁ。紅葉もしていて各お寺がライトアップされていたり、いい季節だったんですよね。次にくるときは何年後になるかわかりませんが、今回行けなかった、行きたかった場所を回れるといいなぁ。

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